苫米地式認定コーチ横山です。
年末年始、自分自身の改めて新しいことを仕掛けてきて、
またクライアント様からの新しい嬉しい報告をいただく中でも、
《効果的に継続的にコーチングを実践していく重要性》を再認識しています。
今回は継続に関して、特に《ゴールのことを考え続けるための秘訣》を3つご紹介したいと思います。
1.エフィカシーを上げる
エフィカシーとは、ゴール達成に対する自己評価なので、ゴールとセットとなる概念です。
逆に言えば、ゴールがないと自己評価は上がっていきませんし、そもそも評価が出来ません。
「ゴールがない」状態は、現状維持がゴールという状態と言い換えていいでしょう。
現状維持とは、昨日までの過去を明日にコピーすることなので、すでに達成済みです。達成したということは能力があることの証明なので、わざわざエフィカシー上げる必要性がありません。
むしろ創造的回避という行動として、自分の成長を阻む考えや理由が目につく結果になります。
つまりエフィカシーが上げていくには、しっかりとゴールを設定する必要があります。
もちろんそこで現状の延長線上のゴールや、他人の価値観に依存したゴールを設定した場合は、自分自身を成長・変化させるエネルギー、ゴール達成に必要なパワーが生まれません。
そのためしっかりと、《現状の外》で《自分が心から望むこと=want to》でゴールを設定する必要があります。
過去を含め今の自分では達成方法が全くわからないものをゴールとして設定することで、達成のための方法やリソースが見つかっていくのです。
2.want toで実行する
「成長しなければならない」「ゴール達成をしなければならない」
という態度は不要です。
日常生活の中でもhave toな行動をなくし、want toを行動をしていくことが重要です。
・仕事・学業はhave toだけれど、趣味はwant to
・仕事はwant toだけれど、家族とのコミュニケーションはhave to
・もらうのはwant toだけれど、あげるのはhave to
ではなく、設定したゴールは全てwant toで実行していきます。
ゴールはバランスよく、つまり人生の様々な側面に対して設定していくので、
必然的に日常生活もwant toだらけ、want to100%になります。
ゴールはwant toだけれど、過程や取り組みはhave toになっていませんか?
こういう場合は「現状での価値観だけで判断していないか?」という問いかけをしてみてください。
未来・ゴール側の価値観や態度で必要なものを評価してみてください。
そのためにもエフィカシーが重要です。
「私には達成できる」「私は〇〇を実行する能力がある」という態度と取り組みです。
アファメーションやセルフトークの徹底的なコントロールによって、効果的に実現していくことが出来ます。
今見えるもの、つまり方法を先に考えてしまっている場合は、
「ゴールが先、方法は後」ということを思い出して、マインドをつくることに目を向けてみるといいでしょう。
3.冷静に観察する
want toで活動をする、行動をすることはガムシャラに動き続ける部分がないわけではないですが、やはりIQの高い思考、冷静な態度が同時に必要です。
コンフォートゾーンの理解・コンフォートゾーンの移行が重要なのは、
ゴール側からの視点を実現することで現状のスコトーマを外すことが出来るからです。
逆にスコトーマが強まった状態とは、冷静でない状態です。
身の危険を感じた時には役立ちますが、ゴール達成において、つまりマインドのつかい方をうまくしたい場合は冷静さが必要です。
マインドのからくりから考えると、ネガティブな状態が続いているのは、ポジティブであることを肯定する要因や状態がスコトーマに隠れていると言えます。
IQを上げ、冷静に観察していくと、「ネガティブはマインドが作り出している」ということが見えてきます。
もちろん慢性的な寝不足や体調不良などであれば、ネガティブな情動が生まれやすいので、健康のために物理的・具体的なケアが必要です。
セルフトークをポジティブに切り替えていくときにも
「ゴールでの自分はどういうセルフトークをしているのか」
「このセルフトークはゴール側の自分に相応しいのだろうか」
という問いかけをするだけでも、視点が上がり、効果的な働きかけを実現できます。
「なんかやる気がない」
「すぐに物事に飽きてしまう」
「疲れているけどwant toじゃないのかな」
というようなことも、
「やる気がないって、そもそも悪いことなの?」
「飽きるってことは現状維持?」
「疲れるまでやったなら、なにか成長があるんじゃない?」
と問いかけると、冷静に吟味していくことが出来るはずです。
その結果、ゴール達成において望ましくないのであれば、改善や新しいアクションを考えればいいだけです。
未来志向を選択すれば、一見無駄に思えることも必然として捉えることが出来ます。
それが体感としてはっきりと実感できる時は訪れると思いますが、いつになるかハッキリとはわかりません。
時間のつかい方という観点から見ても、失敗や間違いに悩むよりも、ゴール達成のために新しい方法を考えた方が良いでしょう。
4.まとめ
ゴール達成のためには、want toで取り組むことが何より大事です。
そして過去の常識や経験にとらわれない、ノットノーマルな態度と行動を取り入れていく必要があります。
今までとは全く違うエネルギーレベルで行動していくことも可能ですし、それが実現すればゴール達成は前倒しで実現していきます。
ゴールの更新、want toで新しいことにチャレンジしていくことがより楽しむコツでもあります。
同時に現状の外のこと、未知のこと・慣れないことに取り組むので、思ったような結果や成果が出ないこともあるでしょう。
時間をかけてゆっくりと歯車が動き出すということもあります。
産みの苦しみというか、ゼロからイチを作り出す作業は苦しさもあるかもしれません。
だからこそ高いエフィカシーを維持し、壁や課題を認識したら寧ろ高めていく位でいいと思います。
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