どうも苫米地式認定コーチ横山です。
先日某所で自身のコーチングのアップデートを行ってきました。
ハイエフィカシーな空間で実践を通して理論を深める時間をたっぷりと過ごして来ました。
心地よい疲労感と変革の予感を体感したため、その日の夜からはたっぷりと睡眠を取り、
活動のために英気を養いました。
体を休めながらも、無意識は常にwant toでゴールのことを考えている状態です。
すでに当たり前の感覚なのですが、とても不思議な感覚であることも認識できます。
普通であれば「もういいか」「ちょっとぐらい休んでも」という気持ちが起こるかもしれませんし、過去の自分は何度もそうしたことを体験しています。
その裏側には「やりたくないことをやるのだから、少しやったら休んで当然」
というhave toがあったことが今となってはわかります。
努力なしに様々なことを成し遂げてしまうwant toの力を引き出すためには
「ゴール設定」が何よりも有効です。
そのため今回は「ゴール設定」について、改めて考えたいと思います。
「正しいゴール設定」と「正解」
ゴール設定で押さえるべきプリンシプルが4つあります。
もちろん「ゴールは秘密にする」など、気をつけるべきポイントやコツは他にもたくさんありますが、
ゴール達成へのエネルギーをしっかりと得るためには上の4つのプリンシプルは外せません。
ゴールは「比較不要」「競争不要」であることもしっかりと思い出していただきたいと思います。
誰かの価値観・過去の記憶や経験に沿って決めるのではなく、
自分が本当に望むゴールを設定する=want toでゴールを設定することは、ブレない軸をつくっていくためにとても重要なものです。
もし結果に一喜一憂したり、誰かとの優劣でエフィカシーが左右されるのなら、
want toでゴールを設定出来ているかどうか考えてみるといいかもしれません。
外せないプリンシプルはありますが、ゴール設定に正解はありません。
「誰にとってもこれが正しい!!」というゴールはありません。
自分自身でゴールを設定して実現していく必要があります。
正解を求めてゴールを設定することは、
誰かの価値観に左右され、他人に認められないと満足出来ない人生を選ぶということです。
現状の外へ向けて更新し続けるということは、
どんどん自分を自由にし、より自分らしい人生を実現していくことにつながります。
ゴール設定はそれだけ強力なツールです。
機能・役割を自分で決める
上の4つのプリンシプルを押さえたところで、更に深く考えてみたいと思います。
ゴール設定がイマイチピンとこないという方へのヒントにもなると思うので、前項と併せて何回もお読みください。
結論から言うと、ゴール設定とは
「自分自身の役割・機能を選び、自分の中の重要性を変えていく作業」
と言えます。
脳と無意識は基本的に(徹底的にと言っていいほど)現状維持を望んでいます。
ゴール設定を意識的にしていない場合、殆どの場合、「現状維持がゴール」となっています。
つまり重要性が「現状維持の実現」にフォーカスされている状態です。
変革へのエネルギーが出てこないという場合は、現状の延長線上にゴールを設定していないかチェックしてみてください。
現状の外のゴールを設定することで、重要性が変わり、
今まで入ってこなかった情報が入ってきたり、目の前のチャンスやきっかけに対してアクションを取れるようになったりします。
機能・役割について考えてみると、
「与えられたものをこなしている」場合が殆どではないでしょうか?
もちろん与えられた役割・機能を責任を持って果たすということ自体は良い・悪いはありません。
重要なのは、have toでそれを全うする必要もないし、
機能・役割を自分自身で自由に設定・選択してもいいという価値観や思考があるということです。
好きではじめた勉強や仕事であっても、
成績や研究成果だけを追い求めたり、営業成績や自分の利益のために他のことを犠牲にしたりすることもあるでしょう。
世間的・常識的に「良いとされているもの」のために、本来やりたいことや夢を押し殺してしまうのは、have toな立場を取っているということになります。
そういった場合は、ゴール達成の姿を本当に自分で選んだものかということを問い直す必要があるかもしれません。
過去は関係なく、常に「いまこの瞬間」未来・ゴールを選ぶことが出来ます。それはゴール設定に取り組んだ後も例外でなく、更新・修正をすることが可能です。
今の自分の生活の中での役割がhave toなものであったとしても、
「自由にその役割・機能を選び直すことが出来る」ということを受け入れ、可能にするための手法がゴール設定です。
可能性が開いていく
人生での役割を決める、自分の機能を自由に決める
と言われても、
「考えたこともなかった」
「自由ということが逆に難しい」
「その決断で自分の人生が決まってしまうのか」
「決めたことで縛られてしまうのでは?」
という不安が出てくるかもしれません。
しかしゴール設定・達成は、want toで行います。
更に「更新していく」というプリンシプルも加味すると、
選択・決断はするものの、そのことに縛られることはありません。
いわゆる「決め打ち」「見切り発車」で終わることなく、
ゴール達成へとすすむ過程で自らの可能性は開いていきます。
成長するにつれ、学びが深まるにつれ、新たなゴール・当初は考えもしなかったwant toが見えてきます。
もちろん自発的にゴールの更新を行うことでも、エネルギーを過不足なく得ることが出来ます。
とりあえずのゴールでも、実際に設定し行動することでスコトーマが外れていき、
「これだ!」というゴールを見つかり、更にパワフルに向かっていけるようになるでしょう。
ゴール設定は、
「人に動かしてもらう」「全てが整うまで先送りにする」ことではありません。
「ゴール設定をして満足」という状態は、現状の内側にゴールを設定している可能性があります。
正しくゴール設定を行えば、過去とは比較にならないほどのエネルギー、充実感、行動のスピード感を経験することが出来ます。
同時に、現状に対して強烈な違和感を覚えることがあります。
変化を恐れず冷静に対処するために、徹底的なセルフトークのコントロールや、
現状や過去の延長ではない、高いセルフイメージを描くことが重要です。
成長のためにストレス状態を味わうかもしれませんが、
自身をすり減らすだけのストレスは不要です。
つまり努力は不要、have toは不要です。
もちろん「現状の価値観でひたすら楽をする」ことは現状維持を強めることになるでしょう。
エフィカシーを高めて、過去の延長ではない、ゴール側の自分を実現していくことが必要です。
もう一度「ワクワクすること」をイメージする
理論についての話なので少し緊張や難しさを感じたかもしれませんが、
want to、やりたいこと、ワクワクすることを基準においてゴールについて考えるために、
徹底的なリラックスが重要です。
何度も記事を読み返して、しっかりと無意識に刷り込んだら次は実践です。
実際にゴール設定して達成してこそのコーチングです。
身体もマインドもリラックスして、クリエイティビティを発揮しやすい状況をつくってから
《現状の外の・ワクワクすること》
を想像してみてください。
過去の記憶・経験の延長での役割・機能ではないと同時に、
現在のリソース(お金・時間・スキル)は無視して、
制限なく自由にイメージしてみてください。
1つのゴールだけでなく、たくさんゴールを設定してみましょう。
そして毎日ゴールのことを考える時間を取ってみることをオススメします。
はじめは全く出てこなかったとしも、自発的に取り組むうちにゴールやwant toが出てくるようになります。
出てきた時に「私なら出来る」「私はそれを達成する能力を持っている」
というポジティブなセルフトークをすれば、クリエイティビティをゴール達成に使うマインドに変わっていきます。
現状の外ということは、「出来そうにない」「達成方法がわからない」ということです。
方法がわからなくても、エフィカシーを下げる要因にはなりません。
・人が聞いたら笑ってしまうようなこと
・想像しただけでビビってしまうようなこと
それぐらい壮大で大丈夫です。
現在【新春ゴール設定セミナー】を開催予定です。
場を共有することで、圧倒的な量の情報を交換することが出来ます。
エフィカシーも高まり、当然ゴール達成への確信も日々上がっていくでしょう。
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お読みいただきありがとうございます。
横山でした。
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