苫米地式コーチング認定コーチ横山です。
ゴールがあると、不満が生まれます。
「今目の前で実現していないとおかしい!!!」という体感です。
時には
「色々なことを試しているけれど、思ったようにいかない」
ということもあります。
エフィカシーが重要であることはもちろんですが、
気をつけるべきポイントは沢山あります(ここでは書ききれないほど)
その中でも今回は「現状への不満」に対しての対処について書いてみます。
焦らない=リラックスして冷静に対処する
現状の外にゴールが出来ると、
今いるべき状態・環境に対して不満が出てきます。
「認知的不協和」といい、
居心地の悪さを感じたり、ソワソワしたりしてきます。
ゴール・未来側の臨場感が高まると、
現状に対して「なにかおかしい」と強烈に違和感を覚え、
臨場感の高い「あるべき」状態になろうとします。
CMで高級車が海外のキレイな街並みや
ドライブウェイを走る映像を見てしまうと、
極端な話、今乗っている車がとてもみすぼらしく見えるようになります。
その車を買おうと生活費やローンの見直しをしたり、
実際に試乗しにディーラーや販売店に出向いたりします。
それが本当に欲しい車であればいいのですが、
広告に踊らされただけだと満足感は得られませんし、
得られたとしても長くは続かないでしょう。
居心地が悪い→居心地が良い場所・状態に戻ろうとする
という脳の働きは生体的なものです。
自分めがけて飛んでくるボールをとっさによけるような行動です。
ガムシャラな行動が全てではありません。
認知的不協和によって居心地が悪くなり、身動きが取れなくなったら
冷静に対処していきましょう。
その上で現状維持の行動でない、
ゴール達成に必要な行動にフォーカスしましょう。
「私は常にゴール達成に必要な最高の選択・行動をしている」
「私はリラックスしながら最高のパフォーマンスを発揮している」
といったポジティブなセルフトークも有効です。
have toにしない=want toで楽しみながら取り組む
やはり鍵はwant toです。
have toを生んでしまうとクリエイティビティも発揮されませんし、
「成長・達成しなければならない」という気持ちは
自分を責めることに向かいがちです。
そうなると過去志向になり、
エフィカシーも下がってしまうというスパイラルに陥ってしまいます。
ゴールを設定し未来志向で取り組むことで、
今の状況も達成・成長の過程だと捉えることができます。
もしゴールに合致していないようならば、改善や修正を行えばいいだけです。
新しいゴールの設定や、ゴールの更新が必要かも知れません。
大事なのはリラックスして、抽象思考を可能にすることです。
未来側に脱力していく感じ、ゴール達成にこそエネルギーを使う感じです。
want toであれば、面倒くさいと思えるようなことも
楽々とこなしてしまえますが、
「have toを感じたのならやめる」という選択もあります。
アファメーションなどを継続的に行えば、
強力な無意識の力をゴール達成に使うことができます。
諦めない=達成できるという確信を持つ
文字で書くと少し消極的に見えますが、
ゴール達成を諦めてしまっては勿体ないと思います。
もちろん時期やタイミングなどで、行動や選択を保留するということもありえます。
そういうときでさえもエフィカシーは下げず、
「きっとすぐに方法やアイデアが見つかる」と
ポジティブなセルフトークをしていきましょう。
重要なのは「今出来るかどうか」ではなく、
「達成したい・実現したら最高」ということです。
正にゴールが先、方法は後です。
新しい情報に触れ、違う方法を試しながら達成へと進んでいきましょう。
身体が疲れているのなら休息を取って、英気を養うことも必要です。
仕事・お金だけでなく、趣味、社会貢献など多くのことに関心を向けて、
ゴールを実際に設定し、エフィカシーを上げていきましょう。
エフィカシーの高まる体感を得たければ、
プロのコーチに会ってみるのが一番だと思います。
メールやコメントなどをしてみるのもいいと思います。
そこから新しい縁起が生まれ、ゴールへと加速していくことも起こります。
会ったことがある人でも、また新たな気づきや体感が生まれることもあるでしょう。
プロのコーチであれば特に、過去は関係ないことを知り、
「これから」のことにフォーカスしています。
お読みいただきありがとうございます。
横山でした。
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