ゴールを見続ける

want to/have to
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こんにちは、横山です。

ゴールの臨場感を高めると(ゴールから逆算した「今あるべき世界」の臨場感を高めると)、現状に強烈な不満が生まれます。

強烈な不満が現状を打破して、ゴール達成をするエネルギーになります。

もちろんゴールのことを考えて幸せな気分になることもあります。

あなたが心から望み、実現したいと感じるゴール・世界なので当然ですが、そこに落とし穴があります。

ゴールのことを考えてみれば幸せな状態になることで、現状維持が続いてしまう、という落とし穴です。

「ゴールを設定したことで幸せになる」というゴールを達成して、それが現状になっている可能性があります。

単純化すると、

ゴールを設定して、臨場感を高める

→現状とのギャップが生まれ、不満・混乱が生まれる

→ゴール側に移行する(不満・混乱をゴール達成することで解消する)

ということです。

ゴールのことを考えてエフィカシーが高まる・ポジティブな情動が生まれることと、

現状への不満を感じることは両立するのです。

これはとても不思議な感覚です。

逆にギャップが起こらないのは、無意識による逃避行動かもしれません。

ゴールとのギャップを認識することで、ゴール達成のエネルギーが生まれます。そうなると現状維持が難しくなります。

無意識は創造的に現状維持をするので、ゴールとのギャップをスコトーマに隠して、現状が続くようにしているかもしれません。

ゴールと現状とのギャップとはつまり、「現状の課題」です。

ゴール達成のために何が必要なのか?

課題・障害は何か?

いま何ができていないのか?

ここを明確にすることできちんとギャップを認識できるようになり、不満が生まれます。

もちろん不満が生まれた後も見続けるのはゴールです。ゴールを見続けながら、現状の課題を観察していきましょう。

お読みいただきありがとうございます。

苫米地式コーチング認定コーチ 横山

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