考えなしに選んでいる

want to/have to
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こんにちは、横山です。

前回は、「過去の情動記憶によって、私たちの選択は決まっている」ということをお伝えしました。

【前回記事】

情動に結びついた過去の記憶をもとに無意識が目の前の出来事の価値判断をして、さらに行動まで決めています。

過去に重要だと思ったものをもとに出来事を振り分けていけば、過去と同じ未来が作られます。

これは逆に言えば、意識に上げることができればコントロールが可能になります。

セルフトークのコントロールと同じですね。

コーヒーと紅茶でいつもコーヒーを選んでいる人は、「今自分はコーヒーを選んでいる」ということを意識に上げればいいのです。

「紅茶を選ばないのはなぜだろうか?」

「今カレーを食べたから、食後はコーヒーに限る」

「カレーとミルクティーも合うんじゃないか?」

「そもそもどちらもいらないのでは?」…

その上で「やっぱりコーヒー」ということであれば、過去からはだいぶ自由になっています。

いつもコーヒーを選ぶのは「コーヒーが身体に良いと聞いた」「映画の好きなシーンで俳優がコーヒーを飲んでいていかっこよかった」といった過去の情動記憶が関わっています。

逆に「夜にコーヒーを飲んで眠れなくなった」「間違った濃さで淹れたコーヒーがすごくまずかった」といった情動記憶があれば、コーヒーを選ばないという態度になります。

同時に需要なのが、「コーチングでは、過去の働きかけるのではなく、未来に働きかける」という点です。

過去の記憶を細工したり、ネガティブな情動記憶を思い出そうとすれば、トラウマを生み出したり、ネガティブな情動を強化してしまうなど非常に危険です。

そして、未来・ゴール側でどんな態度・習慣を獲得しているのか?

ゴール達成のためにはどんなセルフイメージが必要なのか?(「私らしいのか?」)

ということが決まらなければ、何をしていいのかわからないままです。

未来・ゴールを基準にして考えていきましょう。

現状の外に達成のわからないゴールを設定することがスタートです。

楽しみながらいきましょう。

お読みいただきありがとうございます。

苫米地式コーチング認定コーチ 横山

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