全体と部分を操れる、人間のすごい能力

want to/have to
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こんにちは

苫米地式コーチング認定コーチ横山です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

シンプルなものから掘り下げていく

つまりゴールの抽象度を高めて、具体的にしていく(抽象度を下げていく)と達成のためのエネルギーが生まれます。

 

・大企業の社長になる

・年収1億円を稼ぐ

ということがゴールにならないのは、そのことには臨場感を持てないということが理由です。

もちろん他人から刷り込まれた価値観だけに基づいたゴールであれば(それはゴールとは言い難いですが)、そもそもwant toのエネルギーは生まれず、have toで無理やり取り組むことになってしまいます。

 

大企業の社長になった時にどのような行動・生活をしているのか?ということが重要です。

「大企業の社長となって〇〇をしている、〇〇をしたい」という動き・行動にフォーカスすることで「大企業の社長になる」ということがゴールとして機能します。

(「大企業の社長になる」ということが現状の外のゴールを達成した時のコンフォートゾーンの一部、構成要素の一つとなるということですが)

 

「年収1億円を稼ぐ」ということも、その結果何をしたいのか・何をしているのかということにフォーカスする必要があります。

なぜ必要なのか?なぜそれぐらい稼いでいるのが当たり前なのか?ということまで想像してみる必要があるということです。

 

人から良く思われたい、とにかくお金の不安をなくしたいということだけであれば、それはお金の洗脳から抜け出していないことになりますし、スコトーマをますます強めることになります。

 

ゴールを設定して、達成の瞬間に備わっている知識・能力、当たり前に運用している情報やゲシュタルトを見つける作業とも言えます。

現状の外のゴールイメージを膨らませて逆算していくと、「今知っているべき知識」「今達成しているべきこと」「今当たり前にしていること」に触れることが出来るようになります。

 

人間は「なんとなく」理解することができます。

(というか「なんとなく」でも全体がないと理解に苦労することが多いですね)

 

漢字・ひらがな・カタカナであれば、印刷したものでも手書きのものでも「同じもの」として認識し理解することができます。

それこそ手書き文字であれば、達筆なもの、そうでないもの、誤字・脱字があっても理解できます。

 

文脈にまで広げると、文章自体は正反対であっても(書き間違えたとしても)意味は通じることもあります。

誤変換や「いいまつがえ」が面白おかしく感じられるのも、元の意味(文脈の整合性・全体)がわかるからですね。

(検索をしたら、「友達が「かわいいイヌーピーの便箋でお手紙ありがとう」と返事をくれた。」という「いいまつがえ」が見つかりました笑)

 

「景気がいい」というのは、世の中の「お金が回転が速い」ことを意味します。

〈中略〉

この例は極端に単純化したものですが、原理としては、経済はこんなふうに動いているわけです。

ここでわかるのは、「お金を増やしただけでは景気はよくならない。消費者がその増えたお金を十分に消費に使わないといけない」ということです。

景気対策の根本は「たくさんの一般消費者にどれだけ安心してお金を使ってもらえるようにするか」なのです。

 

苫米地英人『アベノミクスをこえて』p.108〜112

〈中略〉(=この例に当たる箇所)として部分は直接本を手にとってお読みいただくとして、

上の引用では景気や経済の現地と実態について「ざっくり」と「なんとなく」全体がわかります。

 

そこからでは実際に自分と自分の周りではどのようにお金が動いてるのか?会社や組織ではどうか?と当てはめてみたり、なんとなく運用していた経済用語・知識について理解を深めることが出来るようになります。

 

私達がはじめに発話や言語を覚えたように、実地で情報を大量に集めて抽象度を上げるということも可能ですが、一度全体を見てそこから細かく掘り下げる(具体性を上げていく)ということで、理解が早まります。

 

具体性の高い情報に多く触れることで、全体にも影響を与え、更にまた全体から部分へと影響は広がります。

部分と全体とはお互いに影響をしあっているということですね。

 

もちろんなんとなくの全体を作るにも時間や量はある程度必要ですが、「1から10まで順番にこなす」、「手前からはじめ1つ1つ完全に理解してから次へ進む」というやり方とは効果も楽しさにおいて大きな開きがあります。

 

現状の外のゴール設定をし、達成へと向かうことは、未知のもの・わけのわからないものと出会うことでもあります。

 

今まで知らなかった価値やモノの見方を知り、抽象度を上げてスコトーマを外していく作業です。単純に知らなかったものを知るという知的な喜びもありますが、マインドの使い方を踏まえて取り組んでいけば、今後の人生を豊かにしていくことに直結します。

 

是非ゴールを設定して、未知のもの・わけのわからないものを取り入れみてください。

もちろんwant toで楽しみながら。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

横山でした。

 

 

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