自動的にゴールへ近づく〜アンカー・トリガー実践編

アファメーション
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こんばんは
苫米地式認定コーチ横山です。

今回は、前回に引き続き
「アンカー・トリガー」実践編 です。

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前回の記事は
以下のリンクから御覧ください。

【アンカー・トリガーを繰り返すと何が起こるのか?】

前回、思い出の品を見る・触れるということで、

その物にまつわる記憶が勝手に思い出される
 →今起こっているように再体験してしまう

ということをご説明しました。

 

これがネガティブなもので起こってしまうと
忘れたいことであっても、
いつまでもその記憶が鮮明なままになってしまいます。

 

記憶を思い出すことで
その時の体験・情動が強まった結果、

臨場感が高まり、
「その場で体験している」のと同じ状態に
なっていると言い換えられます。

 

「その場にいないのに、その場にいるように感じる」
ということは、
映画やドラマなどを見ている時を
思い出していただければわかりやすいと思います。

映画の中で起こることは、すでに終わっていて、
シナリオや監督の要請に従って、
基本的にはすべて作られています。

もちろん今目の前では起こっていません。

 

しかし車が爆発する音や映像を目の当たりにすればビックリし、
登場人物に危機が迫っていれば体が強張り、
途中本当に息が詰まっていることに気づくでしょう。

これが臨場感が上がっている状態です。

 

アンカー・トリガーを使って、
未来・ゴール側の臨場感を上げることができれば、
認知的不協和によって途轍もないエネルギーを生んだり、
今まで解決できなかった課題をクリアしたりすることが出来ます。

【今から試せるアンカー・トリガー】

《スマホ・携帯の待ち受け画面に
   未来のイメージを貼り付ける》

 

この方法はいつでもどこでも見やすいという利点があり、
「つい見てしまう」という誘惑も味方にすることが出来ます。

方法は簡単で、
ゴールを達成した時に見えている風景や、
ゴールイメージを想起し、
ポジティブな情動が浮かぶものを
壁紙や待ち受け画面に設定するだけです。

 

その画像を見て、ゴールイメージを思い浮かべる。
達成した瞬間の自分の様子を再現する。

 

ランダム表示などができれば、
複数のゴールに対してアンカー・トリガーを仕込むことが出来ますね。

 

スマホでなんとなく無駄にして時間も
ゴールイメージが強まれば、誘惑もコントロールすることが出来、
必要な時だけ目的を持ってスマホを使えるようにもなります。

 

ただ、はじめはかなり意識をして
「画像を見る→ゴールを思い浮かべる」
ということを行わないと、
「今まであった壁紙が変わっただけ」になってしまいます。

【まずはゴール設定とアファメーションから】

アンカー・トリガーは繰り返すことが容易ですが、
はじめの設定や取り組みが重要です。

しっかりと仕組みが作用するように扱っていきましょう。

 

まずはゴールの設定をし、
そのゴールを思い浮かべることで
ワクワクする、楽しくなる、心地よくなる
といったポジティブな情動が出るようにしておきましょう。

ここでもアンカー・トリガーですね。

 

もしゴール設定が曖昧だったり、
やりたいことがよくわからない、という時は

まずはゴールの設定と
その時に見えている・感じている自分の状況を特定・設定する
ということをしっかりと行っていきましょう。

 

自分の描いているイメージと、
設定している画像とに違和感を感じたら
画像もどんどん更新していきましょう。

 

もちろん、ただ単純にポジティブな状態になり、
エフィカシーが上がる画像を貼り付けることも有効です。

スマホを見返し、ポジティブな状態を常に作り出せば
生産性も上がり、やりたいことができる時間も増えていくと思います。

 

今回お話した内容は、ほんの一例なので、
鼻の頭を親指で触る、指を順番に折りたたんでいくなど、
身体的な動作にポジティブな情動を貼り付けることも有効です。

 

是非楽しみながら実践してみてください。

質問・疑問はメールでも受け付けています。
一言でも感想などもいただけると大変うれしいです。

それでは今回はこのへんで。
横山でした。

お読みいただきありがとうございます。

 

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