どうも、苫米地式認定コーチ(補)横山です。
考えすぎて動けない・時機を待ち続けている
という時は「未来の記憶」にフォーカスしてみてください。
考えすぎて動けない時は、「現状の内側」のものにフォーカスして
更に現状に縛られるという状況になっていないか確認してみてください。
スコトーマが外れることで身近なものや既知の方法がゴールへの突破口となることはありますが、その気付きはやはり現状の外や新しい情報に触れることで生まれます。
(ガムシャラに、無鉄砲に動けばいいわけではありませんが)
過去の体験や記憶から選択を判断していくと、
「やめたほうがいい理由」が目についてしまいます。
それは人間が無意識で現状維持を望むということと、
失敗を元にして学習していくということに原因があります。
現状を維持することで、新しいことを考える、覚える、慣れるということを回避出来ます。
肉体的な負担があれば尚の事、新しいことはしない方が脳は楽を出来ます。
失敗を元に学習するということはつまり、
「失敗した記憶が残りやすい・思い出しやすい」ということです。
つまり過去の記憶を頼りに次の選択を取ろうとしても、
記憶に張り付いているネガティブな情動が邪魔をします。
そのネガティブな情動によって、「それは過去に失敗したから、今回もやめておこう」と、
現状維持にエネルギーが使われることになります。
そこから抜け出すために、
「未来の記憶をつくる」ということにもう一度目を向けて見てください。
現状ではなく、未来・ゴールへエネルギーを向けるためには、
今の状態とは別の状態が必要です。
未来何をしたいかということを自らが選び、そのことにフォーカスするわけですが、
「なんとなく変わりたい」というのは、きっかけとしてはいいかもしれませんが、
変革を起こすレベルまではエネルギーが出ないと思います。
「なんとなく変わりたい」のままでは、
なんとなく考えて、なんとなく行動して、なんとなく変わった気になるだけです。
これは現状維持ではないでしょうか?
もちろん未来から見れば、その体験や過程も必然なのかもしれませんが、
そのことが苦しさや不安の原因となっていはもったいないと思います。
また、「AがBになりました」とハッキリと伝えられるものばかりが変化ではありません。
内面の変化、マインドの変化は単純に数値化出来るものではありませんし、本人しかわかりません。
しかし、何を望んでいるのかということがわからなければ、
予期せず起こった良いことにも気づかずに過ぎてしまうことにもなります。
変化のきっかけやチャンスは普段目の前で起こっているかもしれません。
また実現したい未来の記憶の臨場感に合わせて行動を起こしていけば、
現状の中では出来なかった評価を下すことが出来るでしょう。
have toだったものがwant toに変わってしまうということも起こります。
過去の記憶や現状からでは判断出来なかった価値が見えて来ます。
考えて動けない時は、未来を基準に考えてみてください。
未来の自分ならどういう判断・選択を行うのか、ということに考えを巡らすと、
不足している情報(未来では当然手元にあるべき情報)がわかるはずです。
それがわかった途端にそのギャップを埋めるために自然と行動しているはずです。
そして何よりも、「自分が何を望んでいるのか」ということからエネルギーが生まれていることを実感出来るはずです。
それでは横山でした。
お読みいただきありがとうございます。
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