モチベーションを攻略する

want to/have to
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こんにちは

苫米地式コーチング認定コーチ横山です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回もモチベーションについて書いていきます。

最初におさらいと結論です。

 

モチベーションを攻略するには、

・やる気の有無だけで判断しない

・やる気がない事自体に問題はないので、そのことを認める・観察する

・その上で「ではどっちを選ぶ?」「ゴールの自分なら何を選ぶ?」と吟味する

ということが重要です。

 

モチベーションを上げることはNGということを前回お伝えしました。

やりたくないことを無理やりやることでパフォーマンスは下がります。

そもそも求められる結果や成果を上げるためにエネルギーや創造性が使われません。

 

勉強や仕事にやらされ感を持っているのなら、

学問や仕事を楽しく面白くするためではなく、

いかにうまくサボるかを考えるために使われます。

 

やらされている状態・やらされていると感じている状態はhave toです。

 

have toのまま行動することでパフォーマンスも上がらないだけでなく、

セルフイメージにも傷をつけることになります。

・私は〇〇しなければならない立場にある

 

仕事で言えば、

・私はお金のために嫌な仕事もしなければならない

 

と無意識が自分自身に対して語りかけ、不自由な自分を無意識に刷り込んでしまいます。

 

何でも下手なよりは上手にできたほうがいいですし、

その結果人に喜んでもらえたり、より良い成果や価値を共有できたほうがいいはずです。

エネルギーと創造性は自分の好きなことはもちろん、物事をうまくやり遂げるために使うほうがいい決まっています。

 

しかし「現在の価値観でhave toを排除すればすべて解決!!」とはいきません。

 

自分のコンフォートゾーンから外れた時の行動、

外れてしまう時の行動はhave toになります。

「自分らしくない」と思える行動も同じです。

 

例えば誰に対してにこやかに話しかけ、

穏やかに働きかけることができる(ことが私らしい)というセルフイメージがあれば

そのとおりになります。

 

もし何か嫌なことがあって「らしくない」態度を他人にとってしまった場合は

そのことを気持ち悪く感じ、相手にそれとなくお詫びをしたり、修正や改善をするでしょう。

 

「笑顔で話しかけなければ」と思ったり

自分に得がある時、自分の利益になるような時だけ

相手に良いところを見せようとするのもそれはhave toであると思います。

(利己的であるというセルフイメージを受け入れているのならば、それには則っていますが)

 

そこには「相手に良い印象を与えなければならない」というセルフトークが無意識にあります。

普段から誰に対してもにこやかに話しかけているのであれば、

そうしたセルフイメージは生まれず自らの損得に関係なく行っているはずです。

 

セルフイメージと合致していなければ

相手ににこやかに接しようとしたり、

ふとした気遣いや小さな思いやりに感謝を述べようとしたりした瞬間に緊張し、

have toを感じ、見て見ぬ振りをしたり、

「寡黙なほうがカッコよい」と言い訳を考えます。

 

エネルギーと創造性が自分のセルフイメージを肯定・強化するために使われているわけです。

 

コンフォートゾーンとは情報空間・物理空間を含めた心地の良い環境です。

身体もリラックスさせることができ、パフォーマンスを発揮できます。

スポーツチームのホーム・アウェーのホームの状態です。

 

脳と無意識はコンフォートゾーンを常に維持しようとします。

実際に心身ともにリラックスし、心地の良い状態が続くので

放っておけば楽な状態がずっと続きます。

(資本主義や競争社会、広告からの洗脳や扇動によって不安や居心地の悪さを覚えてしまうわけですが)

 

現状の外のゴールを設定するということは

コンフォートゾーンを抜け出すことを想定することです。

人によっては想像するだけで居心地の悪さを感じたり、

「そんな大それた目標を持つなんて私らしくない」と思い

セルフイメージとエフィカシーを下げてしまいます。

そして現状のコンフォートゾーンに戻って、「心地よい」状態を維持します。

 

結果ゴールを下げてしまったり、ゴール自体をなかったものにしたり、

ゴールを追いかける人を攻撃したりします。

 

エネルギーと創造性は未来側に、現状の外側のゴールにあります。

現状とゴールとのギャップがあるからこそ、良いのです。

(結果的な)高いモチベーションもそこから生まれます。

 

再度まとめると、

・やる気の有無だけで判断しない

・やる気がない事自体に問題はないので、そのことを認める・観察する

・その上で「ではどっちを選ぶ?」「ゴールの自分なら何を選ぶ?」と吟味する

ということを押さえて冷静に対処しましょう。

 

裏技として

・モチベーションは脇において淡々とやってしまう(その後でなぜモチベーションが問題になったのか考える)

という方法もあるので、実行が可能なことなら試してください。

 

モチベーションの有無は関係なく、

「今(これから)どちらの臨場感・世界を選びたいのか」で方向性を決めていきましょう。

 

現状で能力・スキル、リソース、モチベーションがなくても

現状の外のゴール、心からやりたいこと・実現したいことを見つけていけば

結果的にモチベーションの高い状態が実現します。

 

一時的な無意識の反応・ネガティブな反応に振り回されず、

マインドのからくりを理解して、

しっかりとコントロールをしていきましょう。

 

ワークの感想や報告などを

コメント欄にアウトプットしていたただくとより効果的です。

あなたのコメントをお待ちしています。

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お読みいただきありがとうございます。

苫米地式コーチング認定コーチ 横山

 

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