煩悩を大きくすることは、人の役に立つ

want to/have to
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こんにちは

苫米地式コーチング認定コーチ横山です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

抽象度の捉え方、抽象度の高め方についてです。

ゴールの抽象度を上げるということは、そのゴールが達成・実現された時、利益を受け取れる人を増やすということでもあります。

 

自分自信の安全・平和、家族の安全・平和、友人を含めた安全・平和、地域の安全・平和、国の安全・平和・・・という感じですね。

ここで重要なのは、抽象度を上げていくとより多くの人が対象となっていき、自分1人から5人〜10人、100人、万人、億人と増えて行くわけですが、その中に自分も含まれているということです。

 

これは自己犠牲とは違うものです。

多くの人が利益を得るゴールが達成された際、自分自身も利益を享受でき、一緒に味わえるということです。そもそもwant toで設定して達成するわけなので、ゴール達成自体も、そこまでの過程も最高に楽しいものです。

 

以下苫米地英人博士の著作から長い引用になりますが、

利他的な行動や、現状の外のゴール設定についての大きなヒントとなるので読んでみてください。

煩悩を上手に扱うにはコツがあります。それが瞑想法なのですが、まずはその理屈の部分を理解してください。

そもそも煩悩は消すものではありませんし、消そうといってもそう簡単に消せるものでもありません。ですから、私(苫米地博士)は、普段「煩悩はほどほどに」と言っています。

しかし、せっかく瞑想するのですから、ほどほどではないやり方を知っておくのもいいでしょう。

その方法論とは「煩悩を巨大化する」というものです。

煩悩は小さくするのではなく、逆に巨大にするということです。

といっても、強欲になれと言っているわけではありません。

小さな煩悩を大きくしてください、と言っているのです。

小さな煩悩とは自分の幸せ、自分の欲のための煩悩のことです。もっとお金がほしい、もっとおいしいものが食べたいというのが、もしも自分だけの欲から発しているのであれば、それは煩悩が小さすぎます。

なんのためにお金がほしいのか、なんのためにおいしいものが食べたいのか、そこの部分を大きくしてくださいと言っているのです。

例えば、両親においしいものを食べてもらいたい、というのであれば、自分がおいしいものを食べたいというよりは少し大きな煩悩になっています。更に大きくするには両親に加えて友達も入れて、さらに隣近所にも声をかけ、なんだったら、店の前を通った人もなにかの縁ということで声をかけて一緒に食べてもらうものいいでしょう。そして、それを実現させるためにもっとお金が欲しいというのであれば、煩悩は順調に大きくなっています。

そして、煩悩がさらに巨大化すれば、「世界の飢餓のために立ち上がろう。そのために資金を稼ごう」となってもいいわけです。

釈迦が菩提樹の下で瞑想し、衆中を救おう、この教えを広めようと決意して結跏趺坐を解いたのも、そういう巨大な煩悩ゆえだったと私は思っています。

自分以外のために考え、行動することが煩悩を上手に扱うコツなのです。

苫米地英人『超悟り入門』p.44〜46(煩悩を上手に扱うコツ)

 

他人のため、社会のためと考えた時、自分自身を犠牲にし、時には我慢や忍耐を自らに強いてしまうようなイメージはありませんか?

息苦しさや窮屈なイメージが無意識にあれば、ゴールを設定しようにもブレーキがかかってしまうかもしれません。

しかし、上の「例えば、両親においしいものを食べてもらいたい〜」の部分は、周囲の人のみならず、全然関係のない人まで巻き込んで、自らも笑顔になって食事を楽しんでいる人が思い浮かびます。

 

正に楽しみながらwant toで煩悩を大きくし、利益を得る人を増やし、ゴールを実現している。「奢っておけばお返しがある」という欲や「可哀想だから食事を恵んでやろう」という上から目線はなく、あくまでフラットな関係で、自分がやりたいからやるという意志・エネルギーを該当部分を読みながら感じました。

 

実現したら自分が楽しい・嬉しい・素晴らしいと思えるものをより多くの人と分かちあうにはどうしたらいいのか?共有しているとしたらそれはどんなイメージになるのか?

そうして現状の外のゴールをボンヤリと想像してみるといいでしょう。

もちろん価値観の押し付けや強要・強制は相手から拒絶されてしまいますのでご注意を。

 

抽象度の高い大きなゴールもwant toで設定して楽しんでいきましょう。

応援しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

横山でした。

 

 

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