意識的に準備する

want to/have to
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こんにちは、横山です。

ゴール設定をしたり、ゴールについて考え始めたりすると、

・早く行動したい!

・現状が我慢ならん!

・とにかく行動せねば!

という気持ちになるかもしれません。

want toであれば、「できるかどうか」は関係なしに行動できることもあります。

やるかどうかの迷いなく、情報を集めたり、出来ることを始めたりすることはあります。

しかし、元祖コーチ、ルー・タイスは以下のように語っています。

 あなたはもっと良い父親、母親、息子、娘になるために、意識的に準備をすることができます。もっと大胆なリーダーになるために意識的に準備することができます。優れた記憶力を手にするために意識的に準備することができます。経済的に安泰になるように意識的に準備することができます。自分の望むことすべてをするために意識的に準備することができます。

 なぜ最初に心の準備をするのでしょう?なぜすぐに行動に移らないのでしょう?行動重視の人は、新しい将来を想像したとたん、すぐにでもそれに向かって行動を起こしたくなります。すぐに「どうやって」を思いつこうとします。「そうだ、この方法でできる」と。しかし、即座に行動を起こしてしまうと、悪いことが三つあります。

(1)感情的要素を制限してしまう。

(2)最初か2番目に浮かんだアイディアに縛り付けられる

(3)ほかの人たちがチームやプロジェクトに参加する機会を排除してしまう。

さらに、すぐに行動に移れば、古い自己イメージと心構えのまま、新しい状況の中に身を置くおそれがあります。あなたは自分のコンフォートゾーンから遠く離れた場所にいます。一度は新しい状況に見合った振る舞いができたとしても、すぐに古い自分へ、古いコンフォートゾーンへと戻ってしまうでしょう。物事がそうあるべき状態について、頭の中のイメージをまだ変えていないからです。

ルー・タイス『アファメーション』p.207〜208

ゴールを設定して行動することが逃避行動になる可能性もありますし、行動することが目的になってしまうこともあります。

大事なのは、望んだゴールを達成することです。

もちろんゴール自体の変更も含めて、更新したり、新しく設定したりすることは必要です。

何を望み、それが達成・実現したときに、どんな状態になっているのか?

そしてそれを受け入れる準備ができているか?(準備に取り組んでいるか?)

ということが大事ですね。

またルー・タイスは

「エフィカシーとは、事を起こし実現させていく力」とも言っています。

このことについてはまた記事を改めて取り上げたいと思います。

焦りや不安に惑わされず、アファメーションやビジュアライゼーションによって、ゴールに親しんでいきましょう。

自然と必要な行動は実現します。

お読みいただきありがとうございます。

苫米地式コーチング認定コーチ 横山

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