こんにちは、横山です。
ゴール設定をして、want toだから、自己責任だからと独力で進めようとすると、とてもつらい状態になります。
もちろんゴールは秘密にするということで言えば正しいのですが、実は一人でやるということには落とし穴があります。
まさにスコトーマですね。
現状の外のゴールを設定しているわけなので、現状の判断だけでは達成方法はわかりません。
だからこそ、アファメーションやビジュアライゼーションによって、コンフォートゾーンを広げて、高い視点・新たな視点を獲得することで抽象度を上げる必要があります。
抽象度が高まれば、正しい(より確からしい)選択をすることができます。
その時に「自分だけの判断・視点」だけだと、現状の最適化につながったり、見当外れの方向に行動を進めてしまったりということになります。
その試行錯誤は本当に必要なのか?
はじめからうまくいくことであれば、現状の外のゴールでない可能性があります。
試行錯誤を受け入れて、うまくいくように改善するためにも「うまくいくためのコツ」「正解と言えるようなイメージ」が必要になります。
書道であれば、お手本があれば独力でいくらかは上達するでしょう。
見様見真似でも、全体のバランスや細かいハネ・トメなど「正解」に近づけていくことができます。
しかし「どこがどう間違っているのか」「どの手順で改善すればいいのか」ということを考えながら、実際に行動に落とし込み、さらに継続することをしなければならないわけです。
うまくいくように試行錯誤が必要となり、必要・有効な方法がわかったとしてもそのやり方をイチから作り上げていくことになります。
重要なことは人から人へ伝わる
そのジレンマや大きな溝をこえるには、つまり「できない」を「できる」に変えるにはどうしたらいいのか。
これは奥義と言ってもいいほど重要なことですが、、実はほとんどの人が知っていることです。
「人に聞く」「アドバイスを仰ぐ」ことが達成への近道です。
人から見て学ぶ、人から教わって学ぶ、ということはこれからも残っていきます。
むしろ本当に重要なことは、「人から人へ伝わる」ということはいつの時代も変わらないと言えます。
重要で本質的なことがわからないと、有効なゲシュタルトが構築されません。
「人に聞く」「アドバイスを仰ぐ」ことの本質
人から何かを教わるということは、自分の価値観へのこだわりを捨てて、新しい価値観をインストールすることです。
want toとhave toの判断をして選ぶという余地はありますが、ゴール側の価値観・視点で考えもそれは「やらない」という判断になるでしょうか?
自分のゴール達成をサポートしてくれる人の話を聞くということはどういうことか。
人間関係をつくる、縁起をつなぐとはどういうことか。
きちんとコミュニケーションを取り、敬意を持って人間関係・縁起を育むことができれば、その人があなたの味方になってくれます。
そしてアドバイスや知見を教えてもらうことができれば、自分だけでは気づけない、ゴール達成を阻害している原因に気づくことができます。
ときに厳しいフィードバックがあるかもしれませんが、高いエフィカシーがあれば簡単に乗り越えられます。
逆に言えば耳に痛い事実、都合の悪い現状の認識は常にスコトーマに隠れて見えないのです。
まとめ:実は答えは見ている
実は正しい方法、解決のための方法というのは自分自身でもうすうす気づいています。
正しくフィードバックを取れるかどうか、一時的な間違いを認め、「私らしくない」と気持ちを切り替えていけるかどうかだけなのです。
誰でもはじめからすべてうまくいくわけではありません。これからどんどんうまくなるのです。
ゴールとエフィカシーはセットです。
どうしても達成したいゴールがあり、臨場感が高ければ、脳が勝手に達成方法を見つけてくれます。
あとは他人評価、自分の中のドリームキラーと言える「失敗したら恥ずかしい」「うまくいかなかったらどうしよう」という過去思考から起こるセルフトークをコントロールすればいいだけです。
達成したいゴールの協力者となる人は誰か?
必要なスキル・知識を教えてくれる人は誰か?
という視点はとても重要です。
人生の悩みや人間関係に終止するということも含めて、人間関係・縁起は豊かな人生を実現するためには必要不可欠です。
ゴール側でどんな人と、どんな人間関係を築いているのかイメージしてみましょう。
お読みいただきありがとうございます。
苫米地式コーチング認定コーチ 横山
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