セルフイメージを変えると行動が変わる

want to/have to
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こんにちは、横山です。

前々回は努力・根性をなくすということについてお話しました。

【前々回記事】

なぜ努力・根性不要なのか、我慢や強制を手放すことが重要なのか、更にお話します。

自分を偽ることをやめよう

普段受け入れているセルフイメージ(能力、態度)ではダメだという認識があるために、

・頑張ろう

・努力しよう

・根性が必要だ

という考えになってしまうわけです。

本当にリラックスしていられる状態こそパフォーマンスが上がる状態です。

必要な行動や態度だったとしても、自分を偽り、「自分らしくない」という反応が無意識の中にあれば、行動を回避します。

セルフイメージを変えずに行動や態度を変えようとしても、そのたびに大変な苦労を強いられるか、無意識の抵抗にあって狙った効果は得られないでしょう。

その場で取り繕うことをしていないか

・仕事が好きでないのに、必死に頑張ってしまう。

・挨拶なんかめんどくさいのに、接客や対応で笑顔で挨拶しなくちゃならない。

こうしたことは、あなたの能力や才能のせいではなく、セルフイメージが原因です。

「仕事が好きではないのが私らしい」「嫌なことを続けるのが私らしい」「私にはこんな仕事くらいしか就くことができない」

「挨拶せず相手を無視するのが私らしい」「お金のためにやりたくないことをするのが私らしい」「作り笑顔でストレスを溜めるのが私らしい」

というセルフイメージがあるのです。

人間はセルフイメージどおりの行動を取ります。

正しく行動を改善して、効果的にフィードバックを取るには、内面から変える必要があります。

つまりセルフイメージを変えて(変わって)、行動・態度が変わるようになるのです。

演じること = セルフイメージを変えること?

新しいセルフイメージを獲得するにはどうしたらいいか?

その場で取り繕ったり、演技をしたり、自分を偽ることなく、

ゴール達成にふさわしいセルフイメージを獲得するには?

方法はシンプルです。

新しい・獲得したいセルフイメージに慣れてしまえばいいのです。

具体的に言えば、ゴール達成にふさわしいと思えるイメージを繰り返し頭の中で、マインドの中で繰り返すのです。

その時にポジティブな情動を体験しながら行うことも重要です。

何度も何度もシミュレーションしたり、メンタルリハーサルすれば慣れてきて、親しみがわいてきます。

もし今あなたが人間関係に悩みを持っていて、それを解決したいとします。

そして、ゴール側のあなたは誰とでも笑顔で接し、相手の価値観を尊重し、それでいて堂々としている、ということが望むべき姿だとしましょう。

あなたはリラックスして、心安らぐ笑顔と声で相手に「こんにちは」と挨拶をします。

相手も笑顔で「こんにちは」とあなたの顔を見て笑顔で挨拶を返してくれます。

言葉では「こんにちは」と挨拶を交わしただけですが、非言語で相手への敬意や、相手と空間や時間を共有していることに喜びや感謝を伝えている状況です。

日常生活の中で接する相手といつも気持ちのいいコミュニケーションが取れるとしたらどうでしょうか?

想像しただけでポジティブな気分になりませんか?

重要なのは「こうなりたい」「こうなっている」という気持ちです。

そしてセルフイメージを変えていくことは自分を偽ることではありません。

want toで自分と自分の人生を進化させていくことなのです。

24時間「あなた」で生きる

周りに合わせて自分を偽る必要はありません。

嫌なことがあればやらなくていいし、世間・社会の常識も自分の判断で従わなくてもいいんです。

もちろんこのブログをお読みのあなたは、人が嫌がるとわかっていること・誰かの不利益になること・犯罪行為が「want toだから」ということで実行していいという考えではないと確信しています。

あなたはより良い自分やより良い人生を実現したいはずです。

そして自分だけでなく、周りの人も社会もより良いものであってほしいと考えているはずです。

人間は社会の中で生きています。どのような仕事をしていても、仕事をしていなくても、どのような生き方をしていても誰かに影響を与えています。

機能・役割を提供しているという言い方もできます。

ゴール設定は「どのような機能・役割を果たすか」ということを決める行為でもあります。

その機能・役割を果たしているあなたはどんなあなたなのか?

その機能・役割を果たしどんなポジティブな影響を相手・他人に与えているのか?

セルフイメージをそのような視点で考えてみてください。

きっとより最高なあなたが見つかるはずです。

そしてそれが本来のあなたの姿です。

これからどんどんより最高になります。

楽しみながらいきましょう。

お読みいただきありがとうございます。

苫米地式コーチング認定コーチ 横山

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